SixTONESの読み方はなぜストーンズ?小文字ixの謎と名前の由来
音楽シーンの第一線で圧倒的なボーカル力とライブパフォーマンスを放ち続ける6人組グループ、SixTONES。テレビ番組や音楽フェス、SNSなどで彼らの表記を目にした際、「シックストーンズと読むのではないか?」「なぜアルファベットのixだけが小文字なのか?」と疑問を抱いた方も少なくないはずです。
初見では読み間違えやすいこのグループ名には、故・ジャニー喜多川氏が施した極めて緻密なブランディングと、6人のメンバーが背負うドラマチックな覚悟が込められています。今回は、SixTONESの正しい読み方と「ix」を読まない理由、名前の由来、そして結成から現在に至るまでの背景を、取材データや関係者の証言を交えて徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:正式な読み方は「ストーンズ」。「ix」は発音せず、6人を表す記号として大文字「STONES」の中に小文字で忍ばせている。
- 要点2:名前の由来は「原石(STONE)」と「6人の音色(6 TONES)」。名付け親であるジャニー喜多川氏が2日連続で熟考して命名した。
- 要点3:2015年5月1日の結成、2020年1月22日のSnow Manとの異例の同時デビューを経て、現在は独自の本格派ミクスチャーロック路線を確立している。
【真相解明】SixTONESの読み方はなぜ「シックストーンズ」ではないのか?
SixTONESのアルファベット表記をそのまま英語読みすると「シックス・トーンズ(Six Tones)」に見えます。しかし、公式な読み方は「ストーンズ」です。初見のリスナーが「シックストーンズ」と誤読してしまう最大の原因は、先頭に大文字の「S」、そして小文字の「ix」が配置されている独特のタイポグラフィにあります。
この表記と読み方が生まれた背景には、2015年の結成当時に起きた劇的なネーミングの変更劇がありました。
発表翌日に下された「ixは読まない」という電撃決定
グループの結成が公に発表されたのは、2015年5月1日にシアタークリエで開催された公演『ジャニーズ銀座2015』のステージ上でした。この日、名付け親であるジャニー喜多川氏から告げられた当初のグループ名は、大文字表記の「SIXTONES」であり、読み方もそのまま「シックストーンズ」でした。
しかし、事態は翌日に急転します。メンバーの手記や過去のインタビュー取材によると、発表の翌日5月2日にジャニー喜多川氏から突然連絡が入り、「長くて呼びづらいから『ストーンズ』でいいじゃん」と告げられたといいます。
そこで、「6人」を意味する「SIX」の要素を消さずに、発音を「ストーンズ」に統一するウルトラCとして考案されたのが、「ix」を小文字にして発音しない(サイレント扱いにする)という手法でした。大文字だけを繋ぎ合わせると「STONES(ストーンズ)」となり、視覚的には「Six(6)」がしっかりと残るという、緻密な言葉遊びとデザイン性が融合した表記がここに完成したのです。

SixTONESの名前に込められた2つの深い由来|「原石」と「音色」
SixTONESという名称には、グループのアイデンティティを形成する2つの明確なダブルミーニングが存在します。
1つ目は、英単語の「stone(石・原石)」です。まだ磨かれていない無骨な原石である6人が、お互いを磨き合い、経験を積み重ねることで光り輝く宝石へと進化していくという成長物語が託されています。
2つ目は、音楽用語の「tone(音・音色)」です。「6(Six)人の音色(TONES)」という意味が込められており、6人それぞれが全く異なる声質・歌唱スタイル・個性を持ち寄りながら、重なり合うことで唯一無二のハーモニーを生み出すという音楽的使命を表しています。
アイドルの枠組みを超え、生バンドを従えたロックフェスへの出演や全編英語詞のミクスチャーロックなど、高度な音楽性を武器にする現在の彼らの姿は、まさにこの「原石」と「音色」の由来を体現しています。
【データ一覧】SixTONESメンバー6人のプロフィールとメンバーカラー
SixTONESを語る上で欠かせないのが、6者6様の圧倒的な個性です。ボーカル、ラップ、演技、バラエティなど、各分野で存在感を放つメンバーの基本情報とメンバーカラーを整理しました。
| メンバー名 | メンバーカラー | 生年月日 | グループ内での主な役割・音楽的強み |
|---|---|---|---|
| ジェシー | 赤(Red) | 1996年6月11日 | メインボーカル。突き抜けるハイトーンとネイティブな英語発音で楽曲の軸を担う。 |
| 京本 大我(きょうもと たいが) | ピンク(Pink) | 1994年12月3日 | メインボーカル。ミュージカルで鍛え抜かれた圧倒的な声量と艶やかな高音域を誇る。 |
| 松村 北斗(まつむら ほくと) | 黒(Black) | 1995年6月18日 | 中低音ボーカル・表現力。俳優としての高い評価に加え、深みのある低音パートで重厚感を演出。 |
| 髙地 優吾(こうち ゆうご) | 黄(Yellow) | 1994年3月8日 | 温かみのあるボーカル。グループの精神的支柱であり、バラエティやMCでの安定感を支える。 |
| 森本 慎太郎(もりもと しんたろう) | 緑(Green) | 1997年7月15日 | ダンスリーダー・甘いキャラメルボイス。抜群のリズム感とフィジカルでステージを牽引。 |
| 田中 樹(たなか じゅり) | 青(Blue) | 1995年6月15日 | メインラッパー・MC。鋭い高速ラップと機転の利くトーク回しでグループの舵を取る。 |

結成秘話とデビューの軌跡|「バカレア組」の挫折から掴んだ栄光
SixTONESの歴史は、決して平坦なエリートコースではありませんでした。彼らの原点は、2012年に放送された深夜ドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に遡ります。この作品に出演した6人は、当時ファンの間で「バカレア組」と呼ばれ、爆発的な人気を博しました。
しかし、ドラマ終了後は個別の活動が増え、グループとしての固定化は白紙に。一度はバラバラになりかけた6人でしたが、ジェシーが「もう一度この6人で何かをやろう」とメンバー一人ひとりに声をかけ、自らジャニー喜多川氏に直談判したことで、2015年の正式結成へと結実しました。
史上初の「Snow Manとの同時デビュー」
結成後も下積みを重ねた彼らは、2020年1月22日、盟友でありライバルでもあるSnow Manと同時にCDデビューを果たしました。ジャニーズ史上初となったこの「同時デビュー」は大きな社会現象を巻き起こし、デビューシングル『Imitation Rain / D.D.』は瞬く間にミリオンセラーを達成しました。
デビュー曲『Imitation Rain』は、X JAPANのYOSHIKI氏が作詞・作曲を手掛けた重厚なロックバラードであり、「激しいダンスで魅せる王道アイドル路線」とは一線を画す、圧倒的な歌唱表現力で世間に衝撃を与えました。
略称「スト」とファンネーム「team SixTONES」に込められた連帯感
メディアやSNSにおけるSixTONESの公認の略称は「スト」です。ファンを指す呼称としては「スト担」が長年親しまれています。
さらに近年、メンバー自身が強く発信しているのが「team SixTONES(チーム・ストーンズ)」というファンネームの概念です。これは単に「応援する側と応援される側」という境界線を引くのではなく、スタッフ、ファン、そしてメンバー6人全員が一つのチームとして同じ船に乗り、エンターテインメントを作り上げていくという強い連帯感と敬意を表しています。

音楽ファンを惹きつける歴代シングルの進化と本格派路線
SixTONESの最大の強みは、J-POPの枠に収まらない多彩なジャンル横断性です。ロック、ヒップホップ、ラテン、シティポップ、EDMを高度に昇華させた楽曲群は、音楽業界関係者からも極めて高い評価を獲得しています。
- 『NAVIGATOR』:アニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』OPテーマ。疾走感あふれるストリングスとエレクトロサウンドが融合したSF的アッパーチューン。
- 『マスカラ』:King Gnu/millennium paradeの常田大希氏による楽曲提供。アコースティックギターの切ないリフと複雑なリズム構成を完璧に歌いこなした名曲。
- 『こっから』:ドラマ『だが、情熱はある』主題歌。生バンドによるファンクビートに乗せ、全員がマイクリレーで怒涛の高速ラップを叩き込むミクスチャーアンセム。
- 『音色』:結成記念日にリリースされた原点回帰のミディアムナンバー。6人の絆と音楽への情熱をストレートに歌い上げたエモーショナルな楽曲。
- 『GONG』:ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』挿入歌。ラウドロックの激しさとファルセットを織り交ぜ、ライブ会場を熱狂の渦に巻き込むライブ定番曲。
一般に知られていない盲点とネットの誤解を徹底検証
ネット上やSNSでは、グループの表記や設定に関して一部で誤った情報が流通しているケースが見受けられます。ここでは代表的な誤解を検証し、事実を整理します。
誤解1:「ix」を小文字にするのは単なるデザインの都合?
前述の通り、単なる見栄えの良さではなく、「発音はストーンズ(STONES)だが、6(SIX)の意味を名前の中に視覚的・構造的に残す」という明確な意図に基づいて変更されたものです。
誤解2:「リーダー」が不在のグループである?
SixTONESには毎年持ち回りでリーダーを決めるという独自の伝統があります。結成当初はリーダーを設けていませんでしたが、バラエティ番組での企画をきっかけに「毎年元旦にジャンケンなどでその年のリーダーを決める」というユニークな制度が定着しました。肩書きに縛られず、全員が対等な立場で意見を出し合える心理的安全性の高さが、グループの結束力を支えています。
【プロの結論】ブランディングとファン心理から見るSixTONESの独自価値
社会心理学および現代のエンターテインメント・ブランディングの視点からSixTONESを分析すると、彼らの成功要因には「アンダードッグ効果(逆境からの巻き返し)」と「音楽的オーセンティシティ(本物志向)」の完璧な融合が見て取れます。
一度は解体状態を経験した「バカレア組」の6人が自らの意志で再集結し、決して平坦ではなかった数年間のジャニーズJr.時代を耐え抜いたというストーリーは、ファンの間に強固な愛着と共感を生み出しました。
さらに、彼らは従来のアイドル的な「親しみやすさ」だけに依存せず、常田大希氏やYOSHIKI氏をはじめとするトップクリエイターと対等に渡り合える歌唱技術とライブパフォーマンスを徹底的に磨き上げました。「アイドルファンだけでなく純粋な音楽リスナーをも納得させる本物志向」こそが、SixTONESというブランドの強固な基盤となっています。
【リスナータイプ別】SixTONESをおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
- 強くおすすめできる人:生バンド感のあるミクスチャーロックや本格的なヒップホップを好む人、圧倒的な歌唱力や生のライブ感を重視する音楽ファン、メンバー間の自立した関係性や大人なトークを楽しみたい人。
- 慎重になるべき人:いわゆる「王道のキラキラした甘い正統派アイドルソング」のみを求めている人、激しいロックサウンドやラップパートが苦手な人。
【six tones 読み方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:SixTONESの「ix」はどうして大文字で書かないのですか?
A1:発音を「シックストーンズ」ではなく「ストーンズ」にするためです。大文字部分(S・T・O・N・E・S)のみを読み、小文字の「ix」を発音しないルールにすることで、「ストーンズ」という読み方と「6人(SIX)」の意味を両立させています。
Q2:グループ名の略称は何と呼ぶのが正しいですか?
A2:公式・ファン共通の略称は「スト」です。SNSやメディアでも「スト」と略されるのが一般的です。
Q3:なぜ「6人」なのにグループ名は「ストーンズ(石)」なのですか?
A3:ダイヤモンドのような「原石(STONE)」であることと、「6人の音色(6 TONES)」という2つの意味が掛け合わされているためです。6人の個性が重なり合って一つの音楽(音色)を奏でるという意味が込められています。
Q4:パソコンやスマホで「SixTONES」と正しく入力するコツはありますか?
A4:多くのスマートフォンやPCの日本語入力システム(IME)では、「すとーんず」と入力して変換候補を表示すると、自動的に「SixTONES」と大文字・小文字が正確に配置された表記が変換候補に出るよう登録されています。
まとめ:名前に宿る6人のアイデンティティと未来
「SixTONES(ストーンズ)」という独特な名前と「ix」を読まないルールには、単なる偶然ではなく、名付け親の閃きと6人のメンバーが歩んできた濃密な歴史が凝縮されています。
「原石」として出会い、互いを磨き合いながら唯一無二の「6つの音色」を響かせる彼ら。独自の音楽性と強固なチームワークを武器に進化を続けるSixTONESの動向から、今後も目が離せません。 (出典: six tones 読み方(Yahoo!ニュース))